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葉巻をネットで購入する方法【通販と個人輸入の違い】

葉巻はシガーバーや専門店で購入する方法もありますが、ネットで購入する方法もあります。
今回は葉巻をオンラインで購入する方法を2つ紹介します。
一つは国内通販で購入する方法。
もう一つは海外サイトから個人輸入で購入する方法です。
2つの葉巻の購入方法の違いについて紹介します。

葉巻をオンラインで購入する方法

葉巻をオンラインで購入する方法は2つあります。

・通販で購入する
・個人輸入する

それぞれの購入方法には良い面と悪い面がそれぞれあります。
今回はその違いについて紹介しますので自分に合っている購入方法がどちらか確認してみましょう。

葉巻を通販で購入する方法

日本で葉巻を通販で販売する場合は財務省より小売販売の認可を受ける必要があり、一般の方は認可を受けた会社からのみ葉巻を購入することができます。
葉巻は販売できる定価が財務省によって決められており、どのサイトから購入しても金額は同じになっています。

また、タバコの金額と送料は別でお客様に請求しないといけないというルールもあるため、通販サイトによって送料が無料になることや、まとめ買いをすると送料が無料になることはありません。

そのため、葉巻を通販で購入する際はどの通販サイトから購入したいかという観点で選ぶと良いでしょう。
当サイト(シガリノ)も葉巻オンラインストアになっておりますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

葉巻を個人輸入する方法

葉巻を個人で輸入するには、主に次の2つの方法があります。

  • 国際郵便で輸入する
  • 携帯品として輸入する

国際郵便で輸入する

国際郵便による個人輸入とは、海外のオンラインショップ・通販サイトで葉巻を購入し、日本にいる間に国際郵便で輸入する方法です。
個人輸入の場合、海外のタバコ販売価格に0.6を掛けたものが課税価格となります。
この課税価格の合計が1万円以下であれば、その葉巻は関税と消費税が免除されます。
例えば、3000円の葉巻、6000円の葉巻、7000円の葉巻を購入した場合を見てみましょう。
3000+6000+7000で合計16000円となり、16000円に0.6をかけると9600円になります。
9600円は1万円未満なので、関税と消費税は 9600円は1万円未満なので、関税と消費税はすべて免除されます。ただし、たばこ税はかかります。
個人輸入する場合は海外のオンライン通販サイトの金額に為替相場や国際郵便の送料、関税やたばこ税などの計算した上で、日本で購入するよりも安いかどうかを吟味する必要があります。
届くのにも3週間ほどかかるため、面倒だと感じる人は国内で購入したほうが良いでしょう。

携帯品として個人輸入

「葉巻を携帯品として輸入する」とは外国に行き、お土産として葉巻を購入し、国内に持ち込むという意味です。
この場合、無税で持ち込める葉巻の量は一定量に限られます。
一定量を超えると関税や消費税が課せられます。

再診の葉巻の関税情報ついては関税局のホームページをご確認ください。

https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/kojin/3103_jr.htm

個人輸入できる通販サイト

海外の葉巻通販サイトはいくつかありますが、有名なものに「CigarPlace」や「Cigars-of-Cuba」があります。
口コミなどでもたまに「購入したが届かなかった」「違うものが届いた」「想定重量より重く、余計な関税がかかった」などの低評価がついているので、それらのリスクを加味した上で、購入したみたい人は購入してみてください。

通販サイトでの注文方法

まず、通販サイトで製品を選び、アカウントを作成し、注文してください。
お支払いはクレジットカードがほとんどです。
CigarPlaceは注文を発送する前に、税関に葉巻を申告するかどうかの確認メールが送付されます。
税関から葉巻の数量と金額を尋ねる手紙が届いたら、その手紙を送り返し、郵便局が商品を届けてくれてその時に税金を払います。
Cigars-of-Cubaは何もしなくても郵便局が商品を届けてくれるため、その時に税金を払います。

葉巻の個人輸入にかかる税金

葉巻の個人輸入には、以下の3つの税金がかかります。

  • 関税
  • 消費税
  • たばこ税

通常の輸入であれば、関税と消費税だけで済みますが、葉巻の場合はこれらに加えてタバコ税がかかります。
どの葉巻を、どの国で、何円購入するかによって、支払う関税の額が変わります。

  • 関税: 16%
  • 国際郵便のたばこ税12244円/1000本
  • 携帯品にかかるたばこ税11500円/1000本

葉巻には16%の関税がかかりますが、原産国がメキシコ、インドネシア、フィリピンの場合、EPAにより関税が免除されます。

葉巻の個人輸入にかかる税金の計算方法について

ここでは、日本から葉巻を個人輸入した場合の税金の計算方法を紹介します。
原産国であるメキシコから葉巻を500本、17,000円で購入したとします。
17,000×0.6=10,200円となり、1万円を超えるため、関税と消費税が課されます。
葉巻はメキシコ産なので、関税は免除され、関税率は0%です。葉巻の輸入数量は全部で500本相当です。
1000本の葉巻が12244円なので、500本で6122円。
10200円+関税0円+6122円=16322円 16300×0.1=1600円
したがって、この葉巻にかかる税金は次のようになります。

  • 関税:0円
  • 消費税1,600円
  • たばこ税:6100円

葉巻の原産国・輸入価格

以下は、日本に輸入される葉巻の原産国と、それぞれの輸入価格です。原産国と1キログラムあたりの価格

  • インドネシア:5,471円
  • アメリカ:4,630円
  • 大韓民国:6,289円
  • スイス3,719円
  • ドイツ:7,994円
  • ルーマニア:2,491円

個人使用目的の輸入以外は禁止

葉巻を海外の通販サイトから輸入する場合、個人で個人使用目的で輸入することが前提です。
個人使用目的以外の輸入、例えば販売目的での輸入は金銭の授受の有無にかかわらず禁止されています。
日本国内で葉巻を販売するには許可が必要であり、無許可で販売することは違法となります。
例えば、以下のような目的での輸入は禁止されています。

  • 輸入した葉巻を転売すること
  • 友人のために葉巻を一括して輸入すること
  • 友人のために葉巻を購入する

金額計算が面倒な場合は国内通販で購入

ここまで国内通販での購入と個人輸入の違いについて説明しましたが、個人輸入はかなり難しいことがわかったのではないでしょうか。
個人での輸入が難しい場合は、国内通販での購入がおすすめです。
気に入った葉巻が見つかった方は自分に合った購入方法で葉巻を楽しみましょう。