正しいシガーカッターの使い方は?おすすめも紹介【葉巻の必須道具】

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今回は葉巻の必須道具であるシガーカッターの使い方やおすすめのカッターについて紹介します。
葉巻を吸う際は最初に葉巻の吸い口を作る必要があるため、シガーカッターは葉巻の必需品です。
同じ葉巻でもカッターの種類や切り方で、味が大きく変化します。
葉巻の奥深さをさらに引き出せるシガーカッターについて見ていきましょう。

[box02 title=”この記事の要約”]

ヒュミドールの使い方は以下2つのポイントが重要。

  1. ヒュミドール内の加湿器に精製水を染み込ませ、湿度を約68~72%に保つ。
  2. ヒュミドールを直射日光に当たらないように保管し、温度を約18~22度に保つ。

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シガーカッターとは?

シガーカッターとは、プレミアムシガーを吸う際に、葉巻のキャップライン(先端の丸みを帯びた部分)を切り、葉巻の吸い口を作るために使用する道具です。
プレミアムシガーを吸う際の必須道具で、シガーバーでは必ず置いてあります。

シガーカッターの使い方

シガーの吸い口を作るために葉巻の先端の丸みを帯びている部分の中間あたりを切り落とします。
丸みをすべて切り落としてしまうとシガーの口当たりがきつくなってしまうため、切り落とすポイントには気をつけましょう。

ステップ1: シガーを利き手の逆の手で水平に持つ

シガーカッターを持つ前に、カットするシガーを利き手ではない手で水平に持ちます。

ステップ2: シガーカッターの刃にシガーを挿入する

シガーカッターを利き手で持ち、刃が開いた状態にします。
刃の開閉方法は、カッターの種類によって異なりますので、取扱説明書を参照してください。

シガーカッターの刃の間に、シガーの先端を挿入します。
シガーの先端が刃の端に対して直角になるように、しっかりと握ります。

ステップ3:シガーカッターで切り込みを入れる

シガーカッターの刃を閉じ、シガーに押し当てた状態で90°程回し、切り落とす箇所に切り込みを入れます。

ステップ4: シガーをカットする

葉巻に切り込みを入れ、シガーカッターの刃が安定したら、シガーカッターを一気に閉じ、シガーを切断します。ゆっくり切り落とすとシガーが潰れる可能性があるため、勢いよくカットしましょう。

ステップ5: シガーを確認する

シガーカッターを取り外し、切断されたシガーの先端を確認します。
斜めに切れていたり、きりくずがついていることがあるので、必要に応じて切り口を整えましょう。

シガーカッターの選び方

シガーカットの種類は主に「フラットカット」「Vカット」「パンチカット」があり、カット方法に合わせてシガーカッターを選ぶことが重要です。

カット方法によって切り口の断面や形状が異なるため、それが葉巻の味にも影響します。

カット吸口の断面積が大きいと、吸い込む煙の量が多くなり、味もマイルドになります。
このような切り方をフラットカットと言い、代表的なシガーカッターは、「ギロチンカッタータイプ」「シザータイプ」などがあります。
また、吸い口をV字にカットする「Vカット」という切り方もあり、吸い口は小さいが、切り込みがあるため断面が大きく、マイルドな味わいになります。

一方でカット吸い口の断面積が小さいと、煙が凝縮されるため、香りがより強く、豊かな味になります。
「パンチカット」は葉巻に丸い穴を開ける切り方で、吸い口が小さいため恋味を楽しむことができます。

シガーカッターの種類

ギロチン式シガーカッター

ギロチンタイプはリーズナブルで初心者におすすめです。
本体中央の穴にシガーの頭部を差し込み、両側から刃をスライドさせてカットします。
オーソドックスなシガーカッターで、幅広い種類のシガーに対応できます。
携帯しやすいようにサイズを小さくした製品もあり、その場合、リングゲージが大きい葉巻に対応できないことがあります。
そのため、葉巻の太さに対応できるリングゲージかどうかを確認する必要があります。
一方で、太い葉巻をカットできるコンパクトなモデルもあるので、楽しむ葉巻に合わせて選ぶとよいでしょう。

シザー式シガーカッター

ハサミと同じ感覚で使えるシザータイプで、厚さに関係なく葉巻をカットできます。
切れ味は抜群で、軽い力でもスムーズにカットすることができます。
強い力を入れなくても簡単に使えるので、初心者の方はもちろん、様々な種類の葉巻を楽しみたい愛煙家の方にも適しています。
高級感のある光沢や形状が特徴的のため、シガーバーなどでしばしば目にします。
特に太い葉巻を楽しむスモーカーには、シザータイプがおすすめです。

Vシェイプ式シガーカッター

V字カッタータイプは、口金に切れ目を入れるタイプです。
その名の通り、口金の断面がV字型になっているのが特徴です。
ギロチンタイプと同様、シガーヘッドを穴に挿入し、V字型の刃をスライドさせてカットします。
ヘッドの先端の丸みを残したままカットするため、シガーのマウスピースとなる部分が小さく、つまみやすくなっています。
また、カットされた部分は舌が直接刃に触れないため、湿り気を防ぐことができます。
長くゆったりとした時間を過ごすスモーカーにおすすめです。

パンチ式シガーカッター

コンパクトな製品が多い中、携帯に便利なパンチタイプです。
切るのではなく、ヘッドのキャップ部分に押し当て、グイグイと切ります。
押し込む深さは3~5mm程度。葉巻の種類によっては、ヘッドが尖っているものや薄いものなど、対応できない場合があります。
しかし、水平にカットするタイプと違い、カットの深さを簡単に調整できるため、初心者でも使いやすいのが特徴です。
また、吸盤が割れたり潰れたりといった失敗が少ないのも特徴です。
小型で持ち運びしやすいので、外出先でも手軽に葉巻を楽しみたい方におすすめです。

手裏剣式シガーカッター

最もユニークなカッターである手裏剣カッターは、シガーの円周に沿って6つの角度のある切り込みを入れ、煙のための複数の開口部を作り出します。
切り口はわずかで、刃は基本的にカミソリの刃であり、カットされていないシガーの形状を維持することを目的としています。
しかし、低衝撃設計とシガーカットの小さなサイズのため、タバコを解放し、より豊かなドローを得るために、カットのエッジに圧力をかける必要がある場合があります。

おすすめシガーカッター3選

S.T.Dupont Maxijet シガーカッター クローム

1872年にパリで創業したS.T.Dupont社のシガーカッターです。
芸術的とも言われる職人技によって生み出された逸品で、自分だけの愛用品として長く愛用することができます。
葉巻をより楽しむためのアイテムであり、高級感あふれる洗練された美しさは、大切な人への贈り物にも適しています。

CIGARISMシガーカッター

パンチタイプのシガーカッターです。
シガーサイズは9mmと7mmの2種類から選べるので、葉巻の大きさに合わせてお使いいただけます。
本体は亜鉛合金製、刃はステンレス製なので切れ味が良く、葉巻を快適に楽しみたい方へのギフトにおすすめです。
ベルトやバッグに吊り下げられるので、お出かけの際にも便利です。

ダンヒル ステンレス・スティール・シガー・カッター.

1880年に創業した老舗ブランドのダンヒルもシガーカッターを販売しています。
ダンヒルは元々ロンドンで馬具の製造卸業を営んでいました。
イギリスは葉巻文化が広く根付いているため、高級ブランドはほとんどがシガーカッターやシガー用灰皿などの販売も行っています。
ギロチンタイプのカッター以外にも、パンチタイプのカッターなども取り揃えております。
パンチカッターは直径が小さい場合があるため、お手持ちの葉巻のサイズに合うかどうかご確認の上、ご購入ください。

シガーカッターで葉巻の奥深さを楽しみましょう

同じ葉巻でもシガーカッターの種類、切り方で味が大きく変わります。
お気に入りの葉巻を見つけたら、次はお気に入りの切り方を探して見ましょう。
切り方を変えても味が変わらない部分は、その葉巻の本質的な味だと言えます。
また、味が変わる部分は、その葉巻の個性だと言えるでしょう。
さまざまなシガーカッターを手にいろいろな葉巻と出会って見てください。

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